2011-01-01から1年間の記事一覧

B級写真カレンダー2012年版を作成

撮りためた写真を使って、2012年のカレンダーを作ってみた。使った写真は、カラーであることと横長であることを条件に、これまで写真展等にあまり出したことがないものを中心に、出来るだけ色々な場所のものを選んだ。いわば、B級写真カレンダー。来年1年間…

勉強会@近鉄線

勉強会@中央線NEOにスピーカ、オーディエンスとして参加してくれた、皇学館大学の岡野裕行さんから、来年1月から彼の地元の伊勢市で「勉強会@近鉄線」をスタートさせるとのお知らせがありました。勉強会@中央線NEOで実践しているコンセプトが参考にされて…

『旅行人』休刊に寄せて

ガイドブックと言えば、もっぱら『地球の歩き方』だった僕が最初に『旅行人』を知ったのは、2001年11月、チベットのラサに滞在していたときだ。上海から西へ向かう旅が、色々な事情が積み重なった結果のチベット行だったのだが、当時の僕が持っていたガイド…

「何に着目すべきか?」in『アイデア』2012年1月号

2011年9月3日に開催された「『何に着目すべきか?』」に、トークと選書で参加したことは、前にかいたとおり。その時の模様が『アイデア』2012年1月号(350号)に、加藤孝司さんや古賀稔章さんのテキストと共に紹介されているので、書店で見かけたら手に取っ…

「紙と束見本」展

石けんブラザーズで一緒にやらせてもらってる橋詰宗君が束見本の展示を手掛けたというので、行ってきた。 「紙と束見本」展 2011年11月9日(水)〜11月21日(月) @株式会社竹尾 見本帖本店2F デザイナー、編集者、出版社、印刷所等から集められた150冊をも…

「もっと好きになる。ヨーロッパ」 フォトコンテスト

「「もっと好きになる。ヨーロッパ」 フォトコンテスト」。例の如く投稿し、例の如く何事もなく終了したので、例の如く投稿写真を掲載しておく。 自転車が多い国だとは聞いていたが、これほどだとは思っていなかった。アムステルダム中央駅前の運河端も、自…

勉強会@中央線NEOのレシピ

勉強会@中央線NEOを始めて丸4年になります。年上の友人たち(敢えてそう呼ばせて頂きます)と始めたときは、正直なところ、こんなに続くものになるとは思っていませんでした。実際、2年でやめようと考えていたのですが、結局、看板と頻度を変えて、続けるこ…

勉強会@中央線NEO 2011

高円寺の空間で共有した、ゆるくしかし刺激的な時間の痕跡を留めておくためのログ。皆さん*1に感謝。少なくとも僕が東京にいる限り、こんな感じで続ける予定です。 (27) 2011/1/31 高円寺ノラや 小林麻実 (アカデミーヒルズ六本木ライブラリー) 「コミュニ…

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2011/11/14 調麻佐志(東京工業大学)「低線量被ばくをめぐる科学コミュニケーション活動を通じて考えたこと」 勉強会@中央線2010(2010/11/10) 勉強会@中央線2008-2009(2009/12/10) 内と外(2009/11/13)

「「知」が拡散する時代の「公」と「私」」を開催

先日告知した、石けんブラザーズ主催のトークイベント@図書館総合展、「『知』が拡散する時代の「公」と「私」 図書館をめぐって」を開催しました(僕はモデレータを担当)。お出で頂いた方、ご覧頂いた方、皆さんどうも有難うございました。 「「知」が拡…

Library of the Year 2011最終選考会を開催

先日告知した、「Library of the Year 2011最終選考会」を開催しました(僕は昨年に引き続き全体の統括と中盤のパネルディスカッションのモデレータを担当)。お出で頂いた方、ご覧頂いた方、皆さんどうも有難うございました。 「Library of the Year 2011最…

【告知】「知」が拡散する時代の「公」と「私」:図書館をめぐって

石けんブラザーズプレゼンツ第3弾は、トークイベント@第13回図書館総合展です。当日はモデレータとして登壇する予定です。一人でも多くの方のお越しをお待ちしています。 石けんブラザーズは、昨年の L-1 グランプリにおいて、現在の情報・知識の流通を巡る…

【告知】Library of the Year 2011最終選考会

Library of theYear 2011最終選考会を、第13回 図書館総合展の図書館総合展運営員会主催、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が企画・運営するフォーラムとして開催します(2011年11月11日(金)午後1時00分〜2時30分、パシフィコ横浜(横浜市みなとみらい…

勉強会@中央線NEO 2011_5

2011/9/26 岡村光章(国立国会図書館)「東日本大震災における災害情報提供に関わるメディアの特徴的変化と今後の課題について」 勉強会@中央線2010(2010/11/10) 勉強会@中央線2008-2009(2009/12/10) 内と外(2009/11/13)

【告知】着想のユートピア CURATORIAL LIBRARY

石けんブラザーズで一緒にあれやこれやとやっている神戸芸術工科大学の久慈達也さんが手がける展示。 着想のユートピア CURATORIAL LIBRARY 2011年10月13日(木)〜10月20日(木) 於神戸芸術工科大学ギャラリーセレンディップ ※11:00-18:00 デザインという…

祝辞

ケイタ君、○○さん、そしてご両家の皆様、この度はご結婚おめでとうございます。この場にはケイタ君の学校や仕事関係の方々が多いかとは思いますが、僕とケイタ君が出会ったのは旅先で、具体的には12年前のマレーシアのカパス島という小さな島に向かう船でし…

「何に着目すべきか?」に参加

2011年9月3日(土)にアサヒ・アートスクエアにて開催されたa-cita café special program 2011 「『何に着目すべきか?』」にゲストスピーカの一人として出演してきました。 「毎日起きては繰り返すもの、平凡なこと、日常的なこと、明らかなこと、ありふれ…

【告知】「何に着目すべきか」

「毎日起きては繰り返すもの、平凡なこと、日常的なこと、明らかなこと、ありふれたこと、月並みなこと、並以下のこと、あたりのざわめき、慣れきったこと、それらをどう説明すればいいのだろう。どう問いかけ、どう記述すればいいのだろう。」(ジョルジュ…

勉強会@中央線NEO 2011_4

2011/7/25 武田俊(KAI-YOU)/島田潤一郎(夏葉社)「紙 VS 「本」」 勉強会@中央線2010(2010/11/10) 勉強会@中央線2008-2009(2009/12/10) 内と外(2009/11/13)

エルサレム印象記

「よく分からない場所だ」 これが、最初にこの街に行くことになったときに抱いた思いだった。イスラエルという国の立地とこれまでの歩みについて、何冊か本を読んでいたので何も知らなかったわけではない。けれども、日常的に流れてくる海外ニュースはどれも…

ニコンフォトコンテスト2010-2011

ニコンフォトコンテスト2010-2011。例の如く投稿し、例の如く何事もなく終了したので、例の如く投稿写真を掲載しておく。 お題は"prayers"(祈り)ということで、昔、バナーラスと東京で撮ったスナップを二枚、選んだ。 ガンガーと朝靄が溶け合う狭間の、褐…

「Open Publishing @ amu これからのメディアをD.I.W.O.でつくろう。」に参加

少し前ですが、恵比寿にあるamuで開催されたワークショップ「Open Publishing @ amu これからのメディアをD.I.W.O.でつくろう。」に参加しました。第一回と銘打たれていますが、実際は「計2回のプレイベントのうちの第1回」ということらしいです(笑)。連休…

勉強会@中央線NEO 2011_3

2011/5/30 池上高志(東京大学)「massive dataflow」 勉強会@中央線2010(2010/11/10) 勉強会@中央線2008-2009(2009/12/10) 内と外(2009/11/13)

マレビトサービス#2:西牟田靖編

川口市メディアセブンで行われた<ブラウジングトークセッション | 西牟田靖>*1の帰り、西牟田靖さんに「マレビトサービス」についてお話を伺う機会があったので、簡単にメモをしておきます。西牟田さんは、もともとは海外紀行モノのライターとして活躍され…

閲覧室のエベレスト

勤務先の図書館のとある閲覧室に、8年間、自分の撮った写真を飾っていた。「いた」と書いたのは、つい最近、その写真が知らないうちに取り外されていたことに気付いたからだ。 8年前、その閲覧室の担当の一人だった僕は、先輩たちに勧められるままに、撮りた…

#128

2008.5 Bukhara, Uzbekistan. それにしても、旅人の相手をしてくれるのは老人と子供だけだな、とベンチに坐ったまま私は思った。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 19…

#127

2010.8 Amsterdam, Netherland. 危ない、危ない、という声がどこからか聞こえてきた。このままでは永遠に汐どきを失ってしまうぞ、と。永遠に旅を終えられなくなってしまうぞ、と。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)…

#126

2011.1 Jerusalem, Israel 変わったのは、土地でもなく、私でもなく、旅そのものなのかもしれなかった。いや、確かに土地も、私も、変化しただろう。だが、それ以上に、旅が変化していたのだ。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中…

#125

2009.12 Daramshala, India. 私は自分をこう慰めていた。心を残しておけばいつかまたここに来られるかもしれないのだから、と。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1…

#124

2010.8 Ghent, Belgium. 旅の終わりが不意に現実的なものになってきた。そのことにまったく用意のできていなかった私はうろたえてしまった。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新…