2016-01-01から1年間の記事一覧

勉強会@中央線RT2016〜忘年編を開催

「勉強会」なるものはいつ登場したのか?ということが、最近、気になっています。 ビジネス系の雑誌とかでよく「最近は勉強会がブームで…」というフレーズを見かけますが、少なくともこの10年は断続的に見かけています。少し遡ると、1987年には『社外人脈・…

勉強会@中央線RT2016〜夏を開催

3人幹事体制だった「勉強会@中央線」を21回、2人幹事体制だった「勉強会@中央線NEO」を18回やって辿りついた基本1人幹事体制の「勉強会中央線RT」の4回目は、色々あって久しぶりの開催となりました。 今回のテーマは学校図書館。密かに温めていたテー…

二宮峯男『馬来半島事情』

二宮峯男『馬来半島事情』 東京, 内外出版協会, 明治31(1898)年, 157+48p.<本文>本書は、イギリス統治下のマレー半島=現在のマレーシアの地誌、イギリスの植民地政策、各州スルタン国、そして華僑(特にページを多く割いている)などについてまとめ、そ…

渡部教行『布哇国案内』

渡部教行『布哇国案内』 大阪, 今村謙吉, 明治27(1894)年, 36p.<本文>著者は愛媛県出身のハワイ移民。本書に自らの来歴について語るところがほとんどなく、また他の記録にもその名を見出せていない。 日本からハワイへの移民は1868年以来行われているが…

正岡芸陽『米国野球見物』

正岡芸陽『米国野球見物』 東京, 博文館, 明治43(1910)年, 214p.<本文>渋沢栄一を筆頭とする実業家集団の明治42年のアメリカ視察の模様を、やまと新聞特派員として随行した正岡芸陽猶一(1881-1920)がまとめた『米国見物』は以前紹介した]。その際に言…

阪本喜久吉『雲海紀行』

阪本喜久吉『雲海紀行』 東京, 東京堂, 明治29(1896)年, 143p.<本文>土佐出身の阪本喜久吉という人物については詳しい事は分からないが、手がかりになるのは、1896年11月3日の朝日新聞に掲載された本書の広告記事だ。 日本郵船会社欧洲航路開始の第一先…

『一九〇二年仏領東京河内府東洋農工技術博覧会報告書』

『一九〇二年仏領東京河内府東洋農工技術博覧会報告書』 東京, 日本貿易協会, 明治37(1904)年, 299p.<本文>ハノイ万国博覧会―仏領東京河内府万国博覧会は、1902年11月16日から1903年2月15日までの期間、フランス領ベトナムのハノイで開催された。本書は…

『東京文化資源の歩き方』に写真を提供

知人に誘われて、もうすぐ青弓社から出る『TOKYO1/4が提案する 東京文化資源の歩き方:江戸文化からポップカルチャーまで』という本の編集のお手伝いをしました。といっても、僕は昨年春の企画会議で思いついたことを言った(提案した)後は、原稿チェックを…

山岡光太郎『世界の神秘境アラビヤ縦断記』

山岡光太郎 『世界の神秘境アラビヤ縦断記』 東京, 東亜堂書房, 明治45(1912)年, 252p.<本文>山岡光太郎(1880-1959)は東京外大学んだロシア語を生かして日露戦争に通訳官として従軍した後は中国などに赴任していたが、明治42(1909)年に陸軍を辞し、…

松川二郎『樺太探検記』

松川二郎(木公) 『樺太探検記』 東京, 博文館, 明治42(1909)年, 175p.<本文>もっぱら旅に関する文章を寄稿して生計を立てるプロのライター/作家も最近は珍しくはないが、その魁とも言うべき1920〜1940年代に活躍した人間となるとどうだろうか。この時…

CCoN2016写真リスト

"TOKYO 1/4" Uguisudani, 2015.7. "TOKYO 1/4" Higashi-Ueno, 2015.7. CCoN2015 CCoN2014 CCoN2013 CCoN2012 CCoN2011 CCoN2010 CCoN2009 CCoN2008 CCoN2007 CCoN2006 CCoN2005

橿原市「100人の観光大使」に就任!

話せば長くなるので端折りますが、2016.1.28付で橿原市の「100人の観光大使」に就任しました(期間2018.3.31まで)。 観光PRのための観光大使名刺(とりあえず100枚)を配るのが主なお仕事です。 ということで、これからしばらくの間に直接会った人には情け…