ぼく、オーディエンスのつもりでした

四国在住の某教授が高円寺で動画配信をやるというので、ジムでのトレーニング上がりに冷やかしがてら顔を出したところ、まさかの登壇となってしまい、思わず言ってしまったのがこの一言。
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2019年12月21日に、某図書館員と某出版社編集者と、某教授が対談。高円寺三角地帯で、ちゃんと打合せしないでいきなり対談収録したもの。でもどこを切り取っても割とちゃんとした話をしています。特にニューヨーク公共図書館の話とかわりとちゃんとしてた。

事前の打合せがほとんどないままに、前半は「オルデンバーグのサードプレイス論」も引きながら「高円寺」について、後半は映画「ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス」を題材に「公共」について、おっさん3人で語り合った90分。
「高円寺こそがサードプレイスだ」というパワーフレーズも出てきて、絶妙な間合いで会話を取り廻すホスト役の某教授のもと、楽しい時間を過ごすことができました。
某教授とお会いするのは3回目、某出版社編集者とは初対面ということで、微妙な緊張感が漂う配信/収録となったのですが、だからこそ内輪になり過ぎずに良かったのかもしれません。

それにしても、高円寺三角地帯の設備・雰囲気は素晴らしい。
正直、固定カメラによる決して質の高くない動画(中身じゃないです、念のため)を延々と視聴するのは苦痛だと感じるときも多かったので、少しばかりの費用さえ負担すれば(理論上は)誰でもこのクオリティの動画を配信できる…というこのモデル、数多のオーガナイザーのイベント魂に火を付けるはず。
問題は、「少しばかり」とは言え個人だと気軽には申し込めない費用をペイするだけの集客ができるだけの中身を用意できる能力・カリスマが自分にあるかどうか…ですが。