2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「パスファインダー」極私的まとめ

某MLでパスファインダーについて長めの投稿をしたので、大幅加筆修正して転載します。 パスファインダー*1について、色々な論点が提示されていますが、自分の考えと少し違うところもあるので、まとめておきます*2。全国の図書館でパスファインダーを作りまし…

これからの知―情報環境は人と知の関わりを変えるか

d-laboセミナー「これからの知―情報環境は人と知の関わりを変えるか」(NDL長尾真館長と濱野智史さんの対談)に参加してきました。詳細はid:min2-fly氏がまとめているので、そちらをご覧頂ければよいとして…ここでは、最近ちょっと気になっていることを(遅…

#92

2009.9 Tampere, Finland. 男と時間、そこには何のコネクションもない。男たちに重要なのは、自由と土地だけだ。たとえば僕の父親にはニューハンプシャーだけだ・・・原因と結果、心と魂、果てしない問題への表面的な答だけがそこにはある。 ジャック・ケル…

#91

2009.9 Helsinki, Finland. 良識を持ち、健全に暮らすこと、きちんとした食事、規則正しい時間で生きること。仕事を持ち、信念と希望を抱く。俺はそいいったことを常に信じて生きてきた。これはちょっとした驚きだが、俺はこういったことをきちんと信じる人…

#90

2009.9 Helsinki, Finland. 帰って結婚でもしろよ。冷たい冬がやってくる前に。 ジャック・ケルアック(1950年6月のメモより) 大きな地図で見る ケルアックに学べ 「オン・ザ・ロード」を読み解く6つのレッスン (P‐Vine Books)作者: ジョン・リーランド,今…

#89

2009.9 Helsinki, Finland. 運転なんてできないが、書くことはできる。 ジャック・ケルアック(ニール・キャサディへの手紙より) 大きな地図で見る ケルアックに学べ 「オン・ザ・ロード」を読み解く6つのレッスン (P‐Vine Books)作者: ジョン・リーランド,…

ダラムサラ一人旅2009_旅地図

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12月20日デリー→シンガポール

朝4時半、無事に起きれた。今回も目覚まし時計なしで乗り切れた。一安心。 空港までタクシー。すぐチェックインして、みやげ物を物色。ここまで来ると完全に浪費モード。空港内でルピーを換金できないことが判明。 無事にシンガポール着。フリーのネットをチ…

12月19日チャンディガール→デリー

予定より早い5:30にチャンディガールに到着。17セクターのバススタンド近くだということは分かったが、あたりは完全に闇。リキシャワラーを振り切ってずんずん歩く。 ホテルの看板を見つけたので、上へ。係員が寝てるのを良いことに、階段を勝手に占拠して本…

12月18日マナリ

この日も朝から天気がいい。これまでの一週間近く小雨模様だったというが、これはラッキー。 とはいえ、冷え込んでいるので、散歩に出て身体を動かす。再び、滝へ。途中の眼下の川原には出稼ぎネパーリのバラックが。出稼ぎネパーリ&チベタン難民&現住ロー…

12月17日マナリ

朝起きて、ある程度明るく・暖かくなるのを待ってチェックアウト。バシストまで歩いていく。途中、チベタン難民集落などを通り抜けて、1時間もせずにバシスト村に到着。 予めチェックしておいたネギ・ゲストハウスは冬季休業中ということで、その友達が経営…

12月16日ダラムサラ→マナリ

朝から最後のダライラマ公邸周りコルラ。リタンで拾ったマニ石の欠片(ずっとダウンのポケットに入れっぱなしにしていた)を、マニ石塚に置いてきた。この街は、朝日もすばらしい。 8時にタクシー出発。運転手は生まれも育ちもダラムサラの28歳。車は普通の…

12月15日ダラムサラ

今日も朝から散歩がてらにダライラマ法王公邸の周りをコルラ。今日はいつもより人が多くておめかししている人が目立つ・・・。 おめかしした人は公邸の門で集合。名前が呼ばれた順番に係員にチケットを見せて、列を作っていく。どうやらダライラマの説法に申…

12月14日ダラムサラ

朝起きたら天気が良かったので、予定通りトリウンドまでの一人トレッキングに行くことに出発。 旅行人・歩き方ともにまともな地図がなかったが、何とかなるだろうと思ってたが、完全に裏目。進んでいった道が次第に異様に険しくなり、ついにはなくなった。要…

12月13日ダラムサラ

朝からダライラマ法王邸宅周囲をコルラ。チベタンも結構来ているが、若い人はジョギングっぽいノリでやっているし、宗教もさることながら健康面の動機もあるような気が。僕が皇居一周ジョギングをするようなものか。〆はチャイ。 午前中は軽く街中を散歩して…

12月12日デリー→ダラムサラ

前日の夜にシンガポールからデリーに到着。二度目なので要領も分かっているということで、さくさくと国内線のターミナルへ。そしたら何と、リニューアルされていてキレイ。心置きなくベンチで一晩を明かす。 隣に座っていたカルカッタ出身の大学生と少し話す…

「ダラムサラ一人旅」持って行った本

蘇東坡詩選 (岩波文庫 赤 7-1)作者: 蘇東坡,小川環樹,山本和義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1975/01/16メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る剣闘士スパルタクス (中公文庫)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 中央公論新社発売…

勉強会@中央線 2008-2009

高円寺の空間で共有した、ゆるくしかし刺激的な時間の痕跡を留めておくためのログ。皆さん*1に感謝。 (1) 2008/2/20 高円寺コネクシオン 塩崎亮(国立国会図書館) 「Webアーカイビング」(2) 2008/3/26 高円寺ノラや 仁上幸治(早稲田大学図書館) 「利用者…

勝手に総括する"Library of the Year 2006-2009"

12月9日、某勉強会で「勝手に総括する"Library of the Year 2006-2009"」という5分のスピーチをしたので、その内容を掲載しておきます。 1.Library of the Year(LoY)とは (1)これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に…

国境の雨

「あぁ、この匂い」 戦前、東南アジアを彷徨した詩人、金子光晴が二度目にマレー半島に降り立ったときの言葉である。 確かに東南アジアには、肌にまとわりつくような独特の湿感があって、そしてそれは日本にはない東南アジア固有の“匂い”のようなものを伴う…

この旅行記は2001年3月11日から4月2日までのメコンをめぐる旅の記録である。