「あぁ、この匂い」 戦前、東南アジアを彷徨した詩人、金子光晴が二度目にマレー半島に降り立ったときの言葉である。 確かに東南アジアには、肌にまとわりつくような独特の湿感があって、そしてそれは日本にはない東南アジア固有の“匂い”のようなものを伴う…
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