【告知】Library of the Year 2011最終選考会

Library of theYear 2011最終選考会を、第13回 図書館総合展図書館総合展運営員会主催、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が企画・運営するフォーラムとして開催します(2011年11月11日(金)午後1時00分〜2時30分、パシフィコ横浜横浜市みなとみらい)。場無料。申込はこちら)。
最終選考では、各機関についてIRIメンバーがプレゼンテーションを行い、ディスカッションを経て、審査員7名(選考会一般参加者票1を含む)による投票によって大賞を決定します。併せて、大賞及び優秀賞、特別賞の表彰式を行います(今年は特別賞該当なし。)。
2011年は、IRIメンバーおよび外部推薦で寄せられた23施設・団体・サービスの中から、下記の4機関が優秀賞に選ばれ、大賞の最終選考対象となりました。

「交流と創造を楽しむ文化の拠点」として、各種イベントの実施や地元の方100人のインタビューの電子書籍化を行うなど、小布施文化や地域活性化の拠点としての活動を進めている点が今後の地域の公共図書館の在り方の参考となる点が評価されました。

住み開き(すみびらき)とは、大阪と東京で行われている、自宅や事務所などのプライベートな生活空間を、個人図書館や博物館などセミパブリックとして開放する活動のことです。公からの一方的な情報提供から市民同士による情報提供への変化の一形態としてこれからの図書館のあり方参考になる点が評価されました。

「市民の方が生まれてから亡くなるまで,豊かな生活ができるように支えるのが図書館の使命」と考え,市民の自主グループと協同し,市民が地域の問題を発見・学習できる環境を整備することで、図書館がリーダーシップを取る町づくりを積極的に進めていこうとしている点が評価されました。

私立公共図書館(有料)として、利用者の知的生産活動を促す空間の創出をサービスの明確な目標として掲げ、公共図書館事業を企業活動の一環として展開し、一時の話題になることなく、利用者の増加や平河町ライブラリーの開館など継続的な成功を収めている点が評価されました。

今年も運営に関わっていて、パネルディスカッションのモデレータとして登壇予定です。一人でも多くの方のお越しをお待ちしています。