2011-01-01から1年間の記事一覧

#102

2011.2 Jerusalem, Israel. 早く、できるだけ早く、ここから出て行かなければならない。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/30メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 199回…

「歴史学コミュニケーション」に関する公開書簡

先だって先生から、私のblogエントリー「内陸アジア史学会50周年記念公開シンポジウムに参加」を受けて、「言いたいことがあれば知らせるように」というお言葉を頂いたのですが、漠然と頭の中にあった事柄をなかなか言葉に置き換えることができなかったため…

#101

2011.2 Istnabul, Turky. 私は迷いながら、しかしいつまでもその迷いを宙づりにしたままデリーにとどまり、その日その日を無為に過ごしていた。 沢木耕太郎『深夜特急』 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日…

地域と観光に関する情報サービス研究会第二回研究会

「地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)」の第二回研究会が2月22日に開催され、今回はskypeで参加しました。(参加者が京都・埼玉・横浜・東京と点在しているため)skype開催になっています。私はこういうのは初めてだったので変な感じもし…

荒川正晴『ユーラシアの交通・交易と唐帝国』

大学・大学院時代の指導教官だった荒川先生の、これまでの研究成果の集大成(2008年に大阪大学に提出した博士論文がベース)とも言うべき一冊となれば、9,500円という値段に躊躇することなど許されようか。ということで購入。「旧来の研究の枠組みだけでは処…

CCoN2011出展リスト

Welcome to Jerusalem #1 Jerusalem, Israerl 2011.1 Welcome to Jerusalem #2 Jerusalem, Israerl 2011.1 Welcome to Jerusalem #3 Jerusalem, Israerl 2011.2 Welcome to Jerusalem #4 Jerusalem, Israerl 2011.2 CCoN2010 CCoN2009 CCoN2008 CCoN2007 CCo…

「『知』が拡散する時代のアーカイブ・キュレーション」を開催

先日告知した、石けんブラザーズ主催のトークイベント、「『知』が拡散する時代のアーカイブ・キュレーション」を開催しました(僕は総合司会を担当)。お出で頂いた方、ご覧頂いた方、皆さんどうも有難うございました(特にustreamでは常時40-50名の視聴が…

【告知】「知」が拡散する時代のアーカイブ・キュレーション

昨年のL-1グランプリの流れで、石けんブラザーズ名義で主催するトークイベントの告知です。 ※ustream URLを追加(11/2/13)。 「「知」が拡散する時代アーカイブ・キュレーション」 日時 2月16日(水) 18時〜20時 URL http://www.ustream.tv/channel/sekken…

勉強会@中央線NEO 2011_1

2011/1/31 小林麻実(六本木ライブラリー)「コミュニティを創る六本木ライブラリー」 勉強会@中央線2010(2010/11/10) 勉強会@中央線2008-2009(2009/12/10) 内と外(2009/11/13)

「エルサレム野暮用」持って行った本

進化思考の世界 ヒトは森羅万象をどう体系化するか (NHKブックス)作者: 三中信宏出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/09/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 154回この商品を含むブログ (53件) を見る交易する人間(ホモ・コムニカン…

PARTYstream「ソーシャルメディア、学び、イノベーション」に参加

最近の僕の関心事の一つである ソーシャルメディア時代の「学び」に図書館はどういう寄与ができるのか? ソーシャルリーディングとはどんなものか? ということでは外せないイベントPARTYstream「ソーシャルメディア、学び、イノベーション」に参加してきま…

地域と観光に関する情報サービス研究会第一回研究会

先日書いた「地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)」の第一回研究会が1月17日開催され、私も横浜会場で参加しました。研究会なので、その内容を中継したりまとめてご報告したりということはしないということになっているのですが、トピック…

【番外編】若林純『謎の探検家 菅野力夫』

今回は【番外編】ということで、最近読んだ本を紹介したい。謎の探検家菅野力夫作者: 若林純出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2010/05/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (4件) を見る恥ずかしながら、本書を手に取るまで菅野力夫(1887…

地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)発足

先日、地域と観光に関する情報サービス研究会が発足しました。愛称は、「マレビトの会」。立ち上げメンバーは、僕の他に遠藤元泰さん(前橋市)、岡本真さん(ARG)、岡野裕行さん(文学館研究会)、澁田勝さん(獨協大学)、岡部晋典さん(金蘭千里大学)、…

旅の位置づけ

翌日、再び船でプノンペンに戻った。さすがに二度目ともなるとテンションも上がらない。屋根でひたすら昼寝したり駄弁ったりして過ごしていた。事件らしい事件と言えば、ノリオが脱いでおいた靴を河に落としてしまった位だ。もっとも、このお蔭で飛行機の出…

そして悪ノリする三人

シェムリアプ二軒目のゲストハウスのオーナーは、まだ若い男(20代後半だったかと記憶している)だった。老舗日本人宿で修業を積んで独立、少し前にこのゲストハウスをオープンしたらしい。日本語も達者で、(恐らくどうしようもないバックパッカーを見てい…

遺跡巡りの果てに

今回の旅の旅程を組む時に、ケンタロウとノリオという二人の道連れに、「プノンペンで一泊した後は、ずっとアンコール」とだけ言っていた。旅慣れない二人は「あっそう」と気にも留めていなかったのだが、アンコール遺跡のパスが三日しかないということがポ…