バナーラスの太鼓女

去年、四川で会ったアメリカ人から久し振りにメールが来た。どうやら、少し前に紹介しておいたこのblogをみてくれたらしい。

で、僕が2001年12月にインドのバナーラスで撮った上の写真について、 "Can you believe I have a photo of the same woman you shot while playing the drums in Varanasi? Check it out" なんて言うので、さっそく見てみると・・・

nomadphoto - flickr(2003/12)
http://www.flickr.com/photos/nomadphoto/2758419031/in/set-72157606701542011/

うぉっ、マジかよ、おんなじ太鼓女じゃないですか!!!

この女性、ガンガーのマニカルニカ・ガートで太鼓をたたきながら朗々たる美声で歌ってたんで、僕も思わず撮ったんだけれども、次の瞬間にニヤッと笑って、"1ドル、プリーズ、マスター!"なんて言いながら手を差し出してきたんだった。僕は思わず10ルピー(約30円)くらい払ってしまったんだけれども、あのアメリカ人なら本当に1ドル払ってそうな気がする・・・
この写真が2003年のものだということは、僕の写真から二年後も彼女は元気にガードで太鼓をたたていたということになる。旅先でのこういう出会いは一期一会なんだけれども、まさかこういう形で再会することは思わなかった。2008年の今はどうしているのかな?

"What a small world we are traveling around!!" なんてことを今更ながらに思ったのでした。