キンタマーニ

 バリ2日目。この日は、従姉がガイドとなって、バリの内陸の観光地を巡るドライブに出かけた。
 
 まずは、定番中の定番、キンタマーニへ。ちなみに、

キンタマーニ?やーねぇ、もう。」

なんていうお決まりのやり取りも、朝っぱらからもちろん我々の間で交わされたことも付け加えておきたい。
 とにもかくにも、我々はバトゥールの山と湖が一望できるレストランで昼食をとることになった(もちろん、従姉の旦那さんの口利きで、一番良い席へ)。
 さて、正直なところ、私は大してキンタマーニには期待していなかったのだが、それは誤りあったと言わざるを得ない。

 写真のとおり、圧倒的な眺望が素晴らしい。ついでに、風も気持ちいい。母親×2も大満足、そして大満腹。なぜなら、レストランがビュッフェ形式だったから。

 何だか嬉しくなって一人ヘラヘラしていたら、売り子さん達に「組みやすし」と思われたのか、私だけがしつこく彼らに取り囲まれることになってちょっとむかついたが、私はチェスのセットを凶器のように振りかざす人々を辛くも振りきり、何とかランクルに乗り込んだ。