パガンの夕陽

 パガンの夕陽は本当に素晴らしいです。特にこの季節、晴ればかりで空気は乾燥していて、基本的に外れがありません。
 ちょっと高いパヤーの上から見るもよし、船でイラワジ河に漕ぎ出すもよし、タンテ・ホテルの庭で酒を飲みながら眺めるもよし。色んな楽しみ方があります。

 一日目は、アイーン君の馬車でホテルからも近いシュエサンドー・パヤーへ。
ここは旅行者が一番多く集まるところ。しかし惜しむらくは、遺跡の西側に位置するので、夕陽を浴びるパヤー群を見る、という観点からするとやや物足りないものがあります。



 二日目は、ブー・パヤー近くからイラワジ河に漕ぎ出した。
船でニャアン・ウーの方まで遡ってエンジンを止め、そこから河の流れに船を委ねて、沈む夕陽を見ます。これは素晴らしい。船は貸切だが、同じ趣旨の船が10隻くらいは出ています。

 三日目は、ちょっと東の方に奥まったところにあるパヤー・ダマヤンジーの上から見ました。
ここはアイーン君のオススメで、客や土産売りも少なく穴場的。ここだと、夕陽を浴びて黄金色に輝くパヤーとピーナッツ畑が見えます。

 四日目は、再び河へ。
茶色い川面が、オレンジの夕陽と青い空の色に染まって、何とも言えないピンク色に染まる。で、仕上げにホテルでミャンマー・ビールを飲みながら、夕陽の余韻を楽しんだ。

 どれをとっても贅沢な時間。こうやって、何をするでもなくじっと太陽が沈むのを見るのは、人生のうちに何回あるんでしょうか。

ちなみに、朝陽も捨てがたい・・・

ちなみに、写真はいずれも奥さん撮影です。