【告知】Library of the Year 2009

Library of the Year 2009 by NPO法人知的情報資源イニシアチブ(IRI)
2009年11月12日(木)13:00-14:30 図書館総合展特設B会場(パシフィコ横浜) ※事前申込不要、参加費500円

Library of the Year」は、IRIが図書館など全国の知的情報資源に関わる機関を対象として授与する賞で、2006 年に始まりました。選考基準は、以下のとおりです。全国の公共図書館を総合的に評価して、ベストの図書館を決めるものではありません。

  • 今後の公共図書館のあり方を示唆する先進的な活動を行なっている。
  • 公立図書館に限らず、公開された図書館的活動をしている機関、団体、活動を対象とする。
  • 最近の1〜3 年間程度の活動を評価対象期間とする。

<Libary of the Year 2009 最優秀賞受賞候補館>

「知識創造型図書館改革プロジェクト」を開始し、商用データベースの拡充、レファレンス関連図書の充実、調べ学習支援用図書の充実、など未来志向の図書館をめざしている。特に、医療や科学技術に関するデータベースをサイトラインセンスの取得により、市内の23地域館すべてで利用できるようにするなど、ハイブリッド図書館のモデルとなりえる点が評価されました。

  • 渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター 

単に資料を収集するだけはなく、研究機能をもつことによって情報・知識の生産を行っている点、アーカイブ・博物館と連携し、WEB配信を駆使して、図書館の枠を超えた活動をしている点が、今後の公共的な図書館のあり方について一つの考え方を示していると評価されました。

奈良が持つ豊かな歴史と文化に着目し、伝統文化産業や関連NPOとの連携を進めるなど、従来の公共図書館サービスを超えた新たな歴史・文化との結びつきを模索し、成功している点が評価されました。