ミャンマー新婚旅行事始
一昨年、ミャンマ(注1)ーに行ってきた。しかも、新婚旅行。
親をはじめ、周りの人からは「あり得ない」だの「よく奥さんがOKしたね」だのと否定的なコメントを数多く頂いた(一部の知人は羨ましがってくれたが、もちろん、そんなのは圧倒的少数だ)。
確かに、軍事政権、アヘン、そして去年のクーデターと、ミャンマーのネガティブ・イメージを撒き散らす要素はたくさんある。でもそれは、「よく知らないものに対する漠然としたネガティブイメージ」でしかないかもしれない。
「やっぱり行かないと分からない」ということで行ったわけだけれど、結論から言えば、楽しい旅行だった(注2)。僕だけでなく、(行くまでは少し懐疑的だった)奥さんもそう言っているから、より自信を持ってそう言える。
でも、それ以上に彼の国は「分からない」国でもあったのも事実。
何はともあれ、これは記録しないわけにはいかない。というわけで、今度の旅行記はミャンマーが舞台。
もちろん、「上っ面だけの観光だけで、ミャンマーの実態を見ていないのに何を言う」というツッコミがあることは百も承知。その通りなので、当然、その辺りは割り引いて読んでください。
ちなみに、旅行に際しての参考文献は、この2冊。
- 作者: 高野秀行
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 63回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
- 作者: エマラーキン,大石健太郎
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
(注1) このタイとインドの間の一帯にある国を、ある人は「ミャンマー」と呼び、ある人は「ビルマ」と呼ぶ。色々な思惑や政治的スタンスの違いが、この国の呼び方を区別しているのだけれど、面倒なので、ここではミャンマーで統一します。
(注2) ミャンマー国内の手配は、ヤンゴンのG&G(http://gg.yangon.jp/)社に依頼しました。