#50
<異人>とは実体概念ではなく、すぐれて関係概念である。<異人>表象=産出の場にあらわれるものは、実体としての<異人>ではなく関係としての<異人>、さらにいって<異人>としての関係である。ある種の社会的な関係の軋み、もしくはそこに生じる影が<異人>である、とってもよい。
赤坂憲雄『異人論序説』
- 作者: 赤坂憲雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/08
- メディア: 文庫
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<異人>とは実体概念ではなく、すぐれて関係概念である。<異人>表象=産出の場にあらわれるものは、実体としての<異人>ではなく関係としての<異人>、さらにいって<異人>としての関係である。ある種の社会的な関係の軋み、もしくはそこに生じる影が<異人>である、とってもよい。
赤坂憲雄『異人論序説』