#50


2007.6 Ubud, Bali.

<異人>とは実体概念ではなく、すぐれて関係概念である。<異人>表象=産出の場にあらわれるものは、実体としての<異人>ではなく関係としての<異人>、さらにいって<異人>としての関係である。ある種の社会的な関係の軋み、もしくはそこに生じる影が<異人>である、とってもよい。
赤坂憲雄『異人論序説』


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異人論序説 (ちくま学芸文庫)

異人論序説 (ちくま学芸文庫)