タシケント散策

2度目のタシケント。その主目的は土産の購入と、ウズベキスタン美術館の訪問である。
土産の方は、再び地下鉄に乗って行ったチョルスー・バザールで香辛料、お茶、干しブドウなどを大量に買って完了。スーパーなどでその土地のお菓子とかを買ったり、空港で最後にまとめ買いすることが多いのだが、ウズベキスタンでは国内で生産されたスナックなどがなかなか見つからない(あまり作ってない気がする)、空港の売店はかなりささやか、ということで、今回は市場にしたのだ。

その後、再び地下鉄に乗ってティムール広場へ。広場前のロシア料理レストランで腹ごなししてから、美術館まで散歩がてら歩いて行く。美術館の入り口で1人3000スムのチケットを購入して、いよいよ中へ。
この美術館の2階の一角が、ソグド美術のコーナーである。ここで展示されているもので最も目を引くのは、象に跨った貴族の虎狩りの様子を描いた大きなレリーフである。正直、美術史的な素養はあんまりないので、「おーすげー」と素人なみの感嘆詞をつぶやいただけである。

ここさえ見てしまえば、タシケントは、いやウズベキスタンはもう満足である。後はオマケみたいなものだ。私たちは、ホテル近くのイケてるカフェでバルティカ・ビールをあおりながら旅の余韻を楽しむことにした。