蒼 ― Blue in Ladakh
突然ですが、初の写真展をさせて頂くことになりました。題して“蒼 ― Blue in Ladakh”。
2007年9月1日(土)から2007年9月30日まで。場所は、阿佐ヶ谷の“calcutta cafe”。2006年2月〜3月に訪れた、ラダックの写真を8,9枚、置かせていただきます。ぜひお立ち寄りください。
ユーラシアの屋根、チベット。その西北端に位置するラダック地方は、古来、東西・南北の交通の要衝でした。そのため、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた標高3,700メートルを越えるこの地方には、同じチベット文化圏にもかかわらず、チベット本土とは全く異なる趣きの文化が根付いています。
2006年2月から3月にかけて、僕は初めてラダックを訪れました。折りしも中心都市のレーでは、チベット暦の年末に行われる豊年祭“ドスモチェ”が行われていて、年に一度のお祭りに、近郊から多くの人たちが目一杯のオシャレをして集まってきていました。
今回は祭りで賑わうレーの街と近郊の村やゴンパ(寺院)で撮った写真の中から、僕の眼に鮮烈に焼き付いたラダックの空の“蒼”にこだわって選んでみました。人間の視力以上に強烈にフィルムに焼き付けられた“蒼”を、皆さんの眼にも焼き付けてもらえればと思います。
- calcutta cafe
- calcutta cafe ブログ「福林靖博さんの写真展が始まりました!」(07/9/1)