『LRG』13号Library of the Year特集に寄稿

かねてから予告していましたが、今月発行の『Library Resource Guide』13号において、先日休止が発表されたLibrary of the Yearの特集が組まれています。Library of the Yearの10年間の歩みを、記録としてまとめるとともに(ここは編集部のお世話になりました)、運営サイドからの振り返りと、研究者による分析を加えるという3部構成で、私は振り返りを担当し、分析は2011年から選考委員も務めて頂いた皇學館大学岡野裕行さんに担当してもらいました。

Library of the Yearについては、公式ホームページ以外では幾つかの論文や書籍で言及されているものの、これまでまとまった記録はなかったので非常に良い機会となりました(企画を立て、執筆を始めた時点では「10年を区切りとした休止」は決まっていなかったため、途中で書きぶりを調整することになったのは計算外でしたが…)。また、分析をお願いした岡野さんとはここ5,6年の付き合いになりますが、公私ともに忙しいところ今回「も」私のお願いに応じて頂き感謝しています。企画時から、この特集は同世代の執筆者でまとめたいと思っていたので、岡野さんは外せない「ピース」でした。
最後に、ざっくりとした私の企画を快く受け入れ、そして編集の労を取って頂いた『Library Resource Guide』編集部の岡本真さん・藤田方江さん・大谷薫子さんに厚く御礼申し上げます。