【告知】Library of the Year 2013最終選考会

Library of theYear 2013は、第15回 図書館総合展図書館総合展運営員会主催、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が企画・運営するフォーラムとして開催いたします。
2013年10月29日(火)午後3時30分〜5時、パシフィコ横浜横浜市みなとみらい)にて、今回決定した優秀賞4機関を対象として、最終選考を公開いたします。最終選考では、各機関についてプレゼンテータによるプレゼンテーション及びディスカッションを経て、審査員7名(選考会一般参加者票1を含む)による投票によって大賞を決定します。合わせて、大賞及び優秀賞、特別賞の表彰式を行います。この最終選考会は、パシフィコ横浜で開催される第15回図書館総合展(10月29日〜31日)の一環として行なわれます(入場無料です)。
申し込みは総合展主催者フォーラム参加申込フォームから。

Library of the Year 2013 優秀賞・最終選考対象機関

伊那市立図書館 ※プレゼンテータ:小田光宏氏(青山学院大学

iPad/iPhoneアプリケーション「高遠ぶらり」を活用した「街中探索ワークショップ」や、地域通貨「りぶら」の活用など、図書館というハコや仕組みの枠を超えた新鮮な提案とその推進により、新しい公共空間としての地域図書館の可能性を拡げている点が評価されました。

千代田区立日比谷図書文化館 ※プレゼンテータ:小林麻実氏(アカデミーヒルズ六本木ライブラリー)

館の目的として掲げた、「図書館機能」、「ミュージアム機能」、「文化活動・交流機能」、「アカデミー機能」という、従来の図書館機能に博物館・学習・交流の機能を統合した複合施設として、それぞれの分野で新しい事業・業務展開に意欲的に取り組んでいる点が評価されました。

長崎市立図書館 ※プレゼンテータ:舟田彰氏(川崎市教育委員会

地域の課題として「がん情報サービス」を取り上げ、県・市の行政担当部課、医療機関などと協力して展開してきた事業(がん情報コーナーの設置、レファレンスの充実、がんに関する講演会など)が、市民はもとより県・市医療機関からも高い評価を得ている点が評価されました。

まち塾@まちライブラリー ※プレゼンテータ:千野信浩氏(ダイヤモンド社

「まち」毎に「まちライブラリー」(学びあいの場)を設け、そこで受講者自らが課題を持ち込み、グループで議論し、「まち」を元気にするプランを作り、実行していくことを目指した活動です。情報・知識の交換・創造の場を作る取り組みが広がっていることが評価されました。



また、今年は「特別賞」として、「図書館戦争」(原作者、出版者、映画関係者、関係する図書館等、ムーブメントとして)が表彰されます。

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