#95


2009.9 Helsinki, Finland.

世界は大きくて、無尽蔵だった。しばらく羊たちに、行き先を自由にまかせておけば、彼は何かおもしろいものを見つけ出した。問題は、羊たちは毎日新しい道を歩いているということに、気がついていないことだった。彼らは新しい場所にいることも、季節の移り変わりさえも知らなかった。彼らが考えることは、食べ物と水のことだけだった。
パウロ・コエーリョアルケミスト:夢を旅した少年』


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アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

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