そうした旅人は、ときに亡命者と呼ばれ、ときに難民と呼ばれ、ときにディアスポラ(離散)の民とよばれるだろう。だがそれらは、現実における亡命や難民の経験を直接意味しているのでもない。旅の可能性はすべての現代人に向かって開かれている。
今福龍太『クレオール主義』
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
そうした旅人は、ときに亡命者と呼ばれ、ときに難民と呼ばれ、ときにディアスポラ(離散)の民とよばれるだろう。だがそれらは、現実における亡命や難民の経験を直接意味しているのでもない。旅の可能性はすべての現代人に向かって開かれている。
今福龍太『クレオール主義』