図書館総合展2010一部始終

今年もパシフィコ横浜(みなとみらい)で開催された図書館総合展に参加してきました。

L-1グランプリに参戦

以前書いたとおり、石けんブラザーズ(氏原茂将/久慈達也/寺町健/橋詰宗/福林靖博)名義で参加。予定どおり?グランプリを獲得しました。こういうイベントが開催されたこと自体の意味は大きいとは思いますが、全体的にやや内輪ノリなのが気になりました。他にも色々言いたいことはありますが、チーム趣旨に書いたことが全てです。

図書館のことを考えるのに、図書館員や業界関係者ばかり集めても意味がない。その周辺に展開される様々な分野から気鋭の人材を集めてチームを組み、そのスキルと知恵をかけ合わせることが必須だ。このチームには、(女子こそいないが)ライブラリアンだけでなく、デザイナーや編集者、研究者、キュレーターなど、様々な肩書とバックグランドを持ったメンバーがいる。もちろん他の7チームにも敬意を払うが、私たちのチームも負けてはいないと思う。良い結果が得られるように万全の準備をして臨みたい。

プレゼン自体はこれまで何度かやった飲み会のネタをお題に合わせてアレンジしていくという形にしましたが、言い尽くせなかったところや、プレゼンの力量不足で伝えきれなかったところも多かったです。そういう意味では、くぐり抜けた修羅場の数が僕より多いチームメンバーには学ぶところ大です。
これまで議論を重ねてきた/今回発表した内容は、いずれ何らかの形でまとめる予定ですが、このプロジェクトチームの活動は、このイベントのみを目的としてきたわけではありません。今後のステップに着実に繋げていきたいと思います。遠くないうちに、何らかの形でご報告できればと思います。
ともあれ、主催の皆さん、審査員の皆さん、イベントをご覧になった皆さん、そして他のチームの皆さん、どうもありがとうございました。

Library of the Year 2010を開催

実は2006年の第一回から運営に関与しているのですが、去年からはそのコミットの仕方が「プロマネ」的なものになってきているこのイベント。おまけに、急きょパネルディスカッションのモデレータまでやることになってしまいました。

以上の3つの優秀賞受賞機関から、今年はカーリルが大賞を受賞しました(審査員は、糸賀雅児、小林麻実、佐藤潔、佐藤達生、小出いずみ、水谷長志の各氏でした)。現在のマンガ関係の類似機関の先駆けとなった京都国際マンガミュージアムも、地域アーカイブの一つのモデルを提示した神戸大学附属図書館も素晴らしかったのですが、未来につながるプラットフォームを提示したカーリルに軍配が上がったのかなと思います。あと、特筆すべきは特別賞の置戸町生涯学習情報センター。過疎地域での図書館機能のあり方について、確実に道を拓いたと思います。
ともあれ、皆さんどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします・・・。

CiNii API コンテストに(途中)参加

今回唯一の参加フォーラム。一件、チームで応募しようと考えている別案件があるので、その参考になるかなと思い。

U40ストラテジーセッションに参加(ただし中座)

9月に奈良で開催されたプレミアセッション(たまたま帰省中だった)に続く参加でした。自分のストラテジーを放言して、ついでにL-1グランプリの件をビッグボスに報告して、早々に中座してしまいましたが、運営された皆さん、どうもお疲れ様でした。
会場となった北仲スクール、いいですねぇ。僕のささやかなイベント・オーガナイズごころをそそります。