写真展「monochrome trip」@新井薬師前

この二年に訪れた、フィンランドオランダ、ベルギーの写真を15枚程度展示します。

「monochrome trip」
期間  :11月27日(土)〜12月5日(日) 12:00-24:00 ※12/5のみ17:00まで
場所  :コトラcafe新井薬師前


* Art work by trinograph

これまで、ささやかではあるのですが「個展」という形で写真展を二度開催しました。

なぜ大して上手くもないのに、そしてflickrやblog等のWebサービスが充実しているのに写真展をやるのかというと、「やりたい」という衝動を別にすると、「友人・知己との対話の場の創出」「地域との対話の場所の創出」という二つの目論見があると思っています。
一つ目の「友人・知己との対話の場の創出」というのは、この写真展という機会に普段なかなか会えない人たちと話せる場になればいいというそのままの意味です。二つ目の「地域との対話の場の創出」というのは、ともすれば自分の住んでいる地域からかい離しがちな僕たち地方出身の比較的若い都市生活者が、こういったイベントを通じて少しでも繋がりが見いだせればいいということです(だから、その時に住んでいる場所の近くでの開催にこだわっているのです)。
「地域との対話の場の創出」ということでは、当初、地元の図書館での開催を考えていました。その託児所と一体になった図書館(地域分館です)には、壁面を「ギャラリースペース」として壁貸ししていたので、お世辞にも展示には良い環境ではなかったのですが、地域コミュニティの中核になりうる図書館で行うこと自体に意義があるので、お願いしてみたわけです。しかし、残念ながら結果はダメでした。一作程度を飾るだけなら問題ないが、個展のようにするのは前例もないし、他に展示する方(1,2名、毎月作品を送って来る方がいるそうです)との兼ね合いもあるので…と、明かに仕事と面倒を増やしたくない副館長女史は、私の意図や作品を確認することもなくやんわりと拒絶してきました。そんなことはギャラリーに掲げられている使用ルールには書かれてもいないのに。同じ業界に生きる者としては極めて残念なことでした。
そんな紆余曲折もあったこの写真展、お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。